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就業規則のテンプレートはある?テンプレートのダウンロードと注意について

就業規則のテンプレートがほしい場合

就業規則のテンプレートが欲しい場合、

厚生労働省のページからダウンロードできます。

「厚生労働省 モデル就業規則」で検索してみてください。

Word版とさらに、外国語Verもダウンロード可能です!!!

外国語には「英語、中国語、ポルトガル語、ベトナム語」があります。

さらに、外国人労働者を雇用しているが、外国語で就業規則を整備するのが難しいという場合のために

「やさしい日本語」というVerのモデル就業規則もあります。

モデル就業規則を利用する際の注意点

自社に合わせたカスタマイズが必須


そのまま使うと、不要な規定が残り、トラブルの原因になることがあります。


例えば、厚生労働省が例示しているモデル就業規則には、

冒頭に記載すべき内容や規則の作成·変更手続き、周知方法の説明が掲載されており、
さらに各条文のサンプルと解説もあります。

それに沿って必要な事項を埋めていけば、オーソドックスな就業規則はできあがります。


しかし、モデル就業規則は一般的な内容をすべて網羅しているので、

自社に必要のない内容まで書かれていることがあります。

これを理解して削除したり、カスタマイズしておかないと、

トラブル防止のための規則が、逆にトラブルの原因になってしまうことがあるのです。

自社に必要な項目だけに絞り、内容も精査する


このほか、「休職」などをはじめとする期間設定などはブランクとなっており、

自社で決めて埋め込むようになっていますが、

実はこれらの期間設定をどのくらいの長さにすべきかが重要であり、

さまざまなノウハウか求められるのです。

「服務」のサンプル項目なども少なめで、そのままでは規律としての実用性はかなり低いでしょう。

また「賞与」や「退職金」の規定例もありますが、

これは法定されている制度ではありませんので設けなくても大丈夫です。

しかし、気づかずに安易に書き込んでしまえば、

該当者に請求された場合、支払いを拒否することはできません。

本当に必要な項目に絞り込み、内容を精査·検討し、

労使ともにベストな関係が保てるようカスタマイズした就業規則を作成しましょう。


まとめ

  • 就業規則のテンプレートとしては、厚生労働省の「モデル就業規則」がある
  • 内容を精査してから利用しないと、後々トラブルの原因となることも

記事を最後までお読みいただきありがとうございました!

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